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このように

エンジンを上にして、風雨から遮られた乾燥した屋内


に保管しています。

逆に刈り刃を上にすると、

脱落した時に危ないです。


また、

使用直後の熱されて軟らかくなったヘッドギア内のグリスがクラッチハウジング付近まで落下し、漏れてくることが有ります。

これに関しては、ドライブシャフトのメタルや、クラッチハウジングのベアリングのグリスアップ代わりになり、良い塩梅ですのでなんとも言えないですが。

ホンダやロビンなんかの4サイクル草刈り機だと、立て掛け保管の場合オイル下がりを起こしてしまうかも知れないので、真似する場合は問い合わせるか、説明書に従って下さい。

キャブレターがフロート式の刈払機の場合、立て掛け保管するならガス抜きは必ず行いましょう。始動不良の原因になります。

まぁフロート式キャブの刈払機は現在ほとんど市場に出回っていないです。ほとんどの場合はダイヤフラム式キャブなので、多少ズボラにしても大丈夫です。

屋内というのも重要です。錆や、紫外線による樹脂・ゴム部品の劣化を防ぎます。

火事が恐いのでガソリンを抜くようになります。

新品の時は真っ白だった燃料タンクも、ガソリン入れっぱで太陽に当て続けると、茶色く変色して古臭い印象になってしまいます。

また、壁に泥や2ストオイル等の汚れが着いたり、虫が湧くのが気になりますので、使用後は清掃するようになります。

以上のように、草刈り機を長持ちさせる手入れが習慣付けられます。

コストパフォーマンスは測り知れません。

刈払機を長持ちさせる上で大事なのは、ガス抜きを毎回行い燃料キャップを緩く締めて保管すること、そしてシーズンオフのヘッドのグリスアップとOHだと思います。

しなくても当座は動きますが、5年も経つとだんだん不調になってくると思います。

まぁ、どんどん買い替えてもらえば経済は回ると思います(笑)

しかしながら、それではメーカーのいいカモです。

保管だけでなくメンテが出来れば孫の代までは使えます。



しっかりしたメーカーの商品でも、プラスチック・ゴム部品の劣化でどうしても20~30年程度で寿命を迎えます。

それ以上引っ張って現役で使おうとするなら、レストアの領域まで修理する必要が有ります。

また、クラッチドラムが磨耗し切っても寿命です。そこまで古いと部品供給はありませんし、ヤフオク等で部品取りを手に入れたとして、そこまでするかという感じです。



さて、引っ掛ける為の棚受けは、ジュンテンドーで見つけました。

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このようなラックは、

ホームセンターに行けば必ずあると思います。


ただ、地味で見つけにくいので、店員にありかを聞いた方が絶対速いです。

値段は数百円程度です。それでこれだけ見栄えが良くなります。

余談ですがジュンテンドーはHCの中でも本格派の部類だと思います。SUMIXのオイルが置いてあるのも近所ではジュンテンドーだけです。